Azure仮想マシンの削除時に関連リソースをまとめて削除するオプションが追加されました

Azure仮想マシンの削除時に関連リソースをまとめて削除するオプションが追加されました

Clock Icon2022.02.18

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いわさです。

最近私はAzureは検証にしか使ってないので、リソースグループに一式作成し、掃除の際にはリソースグループごと削除しています。
まとめてリソースの削除漏れがなくなるので地味に気に入っている機能です。

どうやらアップデートで削除時にまとめて関連リソースを削除するか選択出来るようになったようです。
GitHubドキュメントを見てみると数ヶ月前からドキュメント上は存在しているようでした。プレビューだったのかな。

仮想マシンのみ削除するということは少ないのですが、そういえば仮想マシン削除時に関連したリソースが残っていたような気がしてきました。
ちょっと見てみます。

作成時に指定

仮想マシンの作成時にはネットワーク、IPアドレス、ストレージなど仮想マシンに必要な様々なリソースも同時に作成することが出来ます。
これらの関連リソースの作成時に「VMと共に削除」オプションが追加されました。

ただし、対象は、ディスクとパブリックIP・NICの3つです。

削除時にも指定

そして、実際に仮想マシンを削除する際にも関連付けられているリソースを同時に削除するか選択することが出来ます。
ここでチェックを外すと、同時に削除されない従来の挙動のままにすることが出来るようです。

なお、作成時に「VMと共に削除」オプションを選択しなかった場合は、削除時にはデフォルトで同時に削除が選択されていない状態となります。
しかし、削除時に手動で同時削除を選択することは可能です。

削除してみる

実際に削除してみました。
以下がゼロから仮想マシンを作成した、削除前のリソースグループです。

以下が削除後です。

仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループは残りましたね。
これらは仮想マシンの作成前に作成することも多いので他のリソースに比べると関連性が低かったり、他のリソースと共有することが多いからでしょうか。

さいごに

本日はAzure仮想マシンの関連リソース同時削除機能を見てみました。
正直いうと、「今まで出来なかったのか・・・」という感想をもたれる方も多いかもしれません。
以下のように同時に削除するための工夫をされてる方もいらっしゃいました。

Azure仮想マシンの作成や削除などを行うことが多い方は、これからはネイティブの機能で達成できるようになるので嬉しいですね。

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